小学生・中学生とスマートフォン(1)

こんにちは。二回目の投稿は小中学生のスマートフォンの所持についてです。

3月を迎え、新年度に向けてお子さんにスマートフォンを買い与える親御さんが多くなる時期だと思われるこのタイミングなので、色々と考えていけたらな。と思います。

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まずはじめに

近年の急速なモバイル機器(スマーとフォンやタブレット)の普及とそれに伴うアプリケーションの普及により、モバイル機器の所持率が低年齢層でも上昇傾向にあります。

しかし、皆さまは感じないでしょうか?

はたして、小中学生にスマートフォン・携帯電話は必要なのかと・・・

では、なぜ、所持率が上がってきているのでしょうか?今回は、「親が買い与える理由」の面から考えていきたいと思います。

近年の小中学生のスマートフォンの所持率

2018年2月27日内閣府の方から「青少年のインターネット利用環境実態調査」の平成29年度の調査結果速報が発表されました。

まずは、小学生における携帯電話とスマートフォンの所持率における推移です。

※H22~H25までとH26~H29までの調査方法が違うため、直接比較する事は出来ない。

 H22年度H23年度H24年度H25年度H26年度H27年度H29年度H30年度
スマートフォン・携帯電話の所有・所持率(計)20.9%20.3%27.5%36.6%46.1%50.2%50.4%55.6%
携帯電話の所有・所持率(計)20.9%20.3%25.4%30.6%32.6%30.9%28.2%29.4%
スマートフォンの所有・所持率(計)--2.1%6.0%17.1%23.7%27.0%29.9%

続いて中学生。

 H22年度H23年度H24年度H25年度H26年度H27年度H28年度H29年度
スマートフォン・携帯電話の所有・利用率(計)49.3%47.8%51.6%51.9%60.4%60.9%62.5%66.7%
携帯電話の所有・利用率(計)48.0%45.2%38.6%26.2%21.4%17.1%14.2%10.9%
スマートフォンの所有・利用率(計)1.3%2.6%13.0%25.8%41.9%45.8%51.7%58.1%

参照元:内閣府 青少年のインターネット利用環境実態調査 平成29年度速報

これをみると一目瞭然、小学生中学生共に、ここ4~5年で急速に携帯電話とスマートフォンの所持率が上がっていることがわかる。増加傾向が特に顕著に表れているのは小学生の方だ。元々20%程度だったのに対し、去年は55%程まで上がってきている。

そして、面白いぐらいに、携帯電話(いわゆるガラケー)の比率が下がり、スマートフォンの比率が上がっている。

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親がスマートフォンを買い与える理由

では、なぜ親はスマートフォンを子供に買い与えるのでしょうか?

実際に、子供を持つ親50名に「子供にスマホを持たせる理由はなんですか?」というアンケート※を実施したところ、以下のような結果になりました。
「いつでも連絡を取れるようにするため」…30名
「位置情報を把握するため」…6名
「子供が欲しいと言ったから」…6名
「その他」…8名

出典元:子供にもスマホを持たせる理由を聞いてみた|TONE公式コラム|トーンモバイル-TSUTAYAのスマホ

出典元のサイトさんにも書いてありますが、

「いつでも連絡を取れるようにするため」という理由に関しては、お互いが安心して最新の情報をやり取りするため。

「位置情報を把握するため」誘拐などの事件が増えておりもしもの時用に。

「子供が欲しいといったから」消極的ながら、子供の友達関係を考慮し買い与えているという。

参照元:子供にもスマホを持たせる理由を聞いてみた|TONE公式コラム|トーンモバイル-TSUTAYAのスマホ

つまり、買い与えている理由の大半は防犯目的であるとわかる。結局のところ、最新情報をやり取りして安心するというのは、子供の塾の送り迎えで親が遅くなる時「15分遅れるから中で待ってて」のような連絡が大半にであろう。これは、外にいると何かが起きる可能性があり危険だから。という理由が含まれる。

危険が増えているから防犯のために持たせている。という理由が大半を占めているのだが、実際のところ近年の青少年を巻き込む犯罪は増加傾向にあるのだろうか?

青少年を巻き込む事件の発生件数

出典元:警察庁 平成28年中における少年の補導及び保護の概況(第三章)

(画像の方荒くなってしまい申し訳ないですが、左から右にかけて(H19~H28)被害件数が減っています)

これを見る限りでは、青少年が犯罪に巻き込まれるという事例は年々減少傾向にあるとわかる。つまり、近年青少年が被害者になるケースが多い様な気がしてしまうのは、報道件数が増えている事が原因にあると思われる。

そして、スマートフォンの所持率が大幅に上がり始めた近年になって犯罪件数が大幅に減少傾向になった訳では無いことがこのグラフから分かるだろう。よって、スマートフォンを持たせることが犯罪に合うのを未然に防ぐ要因になるかというと、100%そうであるとは断言できないことがわかる。

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まとめ

今回は、子供の所持率と親が買い与える理由について調べ考えてみた。その結果、

子供が被害者になる事件の報道が増え、自分の子供が心配になる。そして、その心配を軽減するべくスマートフォンを買い与え、子供の居場所や帰る時間などが分かるようにしているのだ。

その為、近年スマートフォンを買い与える親が増えているのだろう。

 

小学生・中学生とスマートフォン(シリーズ)

第二回はこちら

第二回では、「なぜ子供は欲しがっていて、果たしてその必要性は?」に、スポットを当てています。

 

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