小学生・中学生とスマートフォン(2)

前回に引き続き、小中学生とスマートフォンについて考えていきたいと思います。

前回は、親の買い与える理由とその背景にスポットを当てて考えていましたが、今回は、「子供が欲しがる理由」の面から考察していきたいと思います。

なお、今回の記事は前回の「小学生・中学生とスマートフォン(1)」の続きの為、スマートフォンの所持率に関する詳しい記載はありません。もし気になる方がいらっしゃいましたら、こちらから前回の記事をご覧ください。

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何故小中学生は欲しがるのか?

なぜ、子供は欲しがるのか。その主な理由としては以下のものがあげられるだろう。

・周りの友達が持っているから。

・動画配信サイト(YouTube等)を手軽に見たいから。

・ソーシャルゲーム(アプリゲーム)をやりたいから。

・SNSで連絡を取りたいから。

理由の4つのうち、2つが娯楽、1つが連絡手段、1つが友達としてつるむ上でのツールだろう。

まぁ、捉えようによっては、全てが娯楽・全てが友達としてつるむ上でのツールとして捉えられなくもない。

つまり、友達と遊ぶためだけに欲しがっているとも捉えられる。

しかし、小中学生の言い分もわかる。今の大人達が子供の時代だったころ、YouTubeやパズドラ等のソシャゲと同じようなレベルで流行ったものがあっただろう。そして、それを持って知っていないとその会話に参加できない。そんな苦しみを子供時代に味わった大人も少なくはない。

そして、共通点としては、全てがインターネットを利用している。(スマートフォンを使っているのだから、当たり前といえば当たり前だが…)

小中学生のインターネットの使用用途

 コミュニケーションニュース情報検索地図・ナビゲーション音楽視聴動画視聴ゲーム
小学生46.9%9.0%38.4%7.9%31.1%59.9%76.8%
中学生84.5%34.2%61.8%29.9%69.1%77.6%69.7%
高校生91.9%47.7%76.7%54.9%81.6%83.6%72.9%

出典元:内閣府 青少年のインターネット利用環境実態調査 平成29年度速報

では、まず、小学生から見ていこう。利用用途として高い順に3つ並べてみると、

ゲーム>動画視聴>コミュニケーション

という順番に並べる事が出来る。しかし、比率の方をきちんと見てみると、5割を超えているのはゲームと動画視聴なのだ。

更に、上の年代と比べると、ゲーム・動画視聴以外の項目に関しては大きく下回っていることがわかる。これは、上の年代に比べて心や思考が成長していない為であると考えられる。

次に中学生。利用用途として高い順に3つ並べてみると、

コミュニケーション>動画視聴>ゲーム≒音楽視聴

という順に並べる事が出来る。これら4つに加え、情報検索も5割超えの利用用途の一つになっている。

そして、利用率が低いだけで高校生とほとんど同じ利用用途比率になっていることが分かった。

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小学生にスマホは必要なのか?

今回収集した情報(前回の記事も含む)をまとめると、

小学生のスマートフォンの所持率は約30%。インターネットの主な利用用途は、ゲームと動画視聴。

これを見る限り、小学生は友達との遊びのツール(おもちゃ)としてインターネット環境や、スマートフォンを使っているだろうと考えられる。

そして、現在の小学生の所持率は約30%程度であり、スマートフォンのゲームで盛り上がっているのは、全体の30%でもあるという事だ。つまり、スマートフォンが無いと、友達から省かれるという心配はないのだ。

私はこの結果だけを参考にすると、小学生にはスマートフォンは必要ないのではないのだろうか。と考える。

中学生にスマホは必要なのか?

今回収集した情報(前回の記事も含む)をまとめると、

中学生のスマートフォンの所持率は約60%、インターネットの主な用途はコミュニケーションとゲーム・動画視聴・情報検索など多岐にわたる。

そして、この比率がほとんど高校生と同じであるという事。

これを見る限り、中学生は娯楽のため、という目的が主でもあるが、コミュニケーションや迅速な情報取得など、スマートフォンならではの利用もしているという事になる。

私はこの結果だけを参考にすると、中学生にはスマートフォンが必要かどうか。の問いに対して肯定も否定もできない。

理由は、比率は同じと言えど、高校生に比べるとスマートフォンならではの利用用途の比率は低く、年齢的にも世間を知らなさすぎる。という事もあり、スマートフォンでなくてもよいのでは?という疑問が残ったままであるからだ。

小学生・中学生とスマートフォン(シリーズ)

第一回は、こちらからどうぞ。

第一回は、今回とは異なり、「なぜ親は子に買い与えるのか」にスポットを当てています。

 

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