東京オリンピック・ボランティアへの交通費支給はどうなのだろうか?

今日の投稿から数回に分けて、東京オリンピックが抱える多くの問題のうち、ボランティア人員について取り上げます。

なお、今回の投稿は、先日発表された東京オリンピックのボランティアの方々への交通費支給について考えていきます。

 

スポーツ関連記事や、大会関係の情報が知りたい方は下記のサイトへGO!!!

ブログ 東京オリンピック2020|

 

スポンサーリンク

 

基本情報

2020年の東京オリンピックのボランティアの方々に交通費として一日当たり¥1,000のプリペイドカードが支給されることが、2018年9月18日に大会組織委員会の外部有識者の会議で了承されたのです。

 

しかしこれは、東京都が募集するボランティアには支給されず、大会組織委員会が募集しているボランティアに限るみたいです。ただ、今回の決定を受け、東京都は交通費支給に関して検討を始めるようです。

 

 

ボランティアとは?

 

無償で自発的に社会活動に参加したり,技術や知識を提供したりする人,またはその活動。

一般的にボランティアの理念として,自分から行動すること,ともに支え合い協力し合うこと,見返りを求めないこと,よりよい社会の実現を目指すこと,があげられる。

引用:ボランティアとはーコトバンク

上記から分かるように、日本語の意味合いからするとボランティアとは無償で社会奉仕をし見返りを求めない事を指します。

地震や大雨、暴風や大量降雪時の避難の手助けや後片付け等を手伝っている方々も全て基本的に無償で行っているのです。つまり、ボランティアとは究極の社会奉仕から成り立っているのです。

 

ただこれに対して、有償ボランティアと呼ばれるものも存在します。

代表的なものを挙げると、「リオオリンピック」のボランティアです。この大会のボランティアには、現金という形ではありませんでしたが、一年間の外国語のオンライン講義のサービスが提供され、公共交通機関が使えるプリペイドカードが支給されていました。

ボランティア行為に対し、何らかの対価が支払われる。これが有償ボランティアです。

 

※根本的にボランティアという言葉は英語から来ており、「volunteer」には、志願者という意味を含んでいるため必ずしも無償労働という意味ではないのです。

 

スポンサーリンク

 

交通費支給は如何なものか?

ボランティア人員を集めやすくするという意味では大いに賛成です。

今回の大会では合計11万人という膨大な人数のボランティア人員が必要なのです。こんなにも大量の人数を、一度に集めようと考えた場合このような施策が出てきてもおかしくないのが日本の人材不足の現状だと思います。

 

しかし、私的にはとても中途半端な施策になったなというのが正直なところです。これでは、観光客的ボランティアの増加に繋がるのではないだろうか?と思えてしまって仕方がないからです。

元々オリンピックのボランティアは災害時のボランティアに比べ参加時の覚悟(自分が二次災害に巻き込まれる等)が少なくて済みます。つまり、気軽に参加できてしまうボランティアなのです。その為か、途中で蒸発してしまうボランティアさんが多数いるのです。(大会本部側に問題がある場合もありますが…)

つまり、「交通費まで支給しますよ」なんて発表したら「とりあえず、楽しそうだからやってみようか?オリンピックだし」というような軽い気持ちで参加する観光客的ボランティアが増え、覚悟や奉仕する気持ち・責任感が無い為に蒸発する人員を増やすだけだと私は思うのです。蒸発しなかったとしても、真面目に奉仕しない人員を生むだけだと思うのです。

 

古い考えや堅い考えと言われてしまうかもしれませんが、

 

オリンピックの時期は、世界各国から物凄い数のお客さんが日本(東京)を訪れます。

その際、オリンピックという大会は日本の顔になるわけです。

 

その日本の顔が、やる気のない顔で唯々淡々と仕事をこなすだけであったり、仕事を放棄しさぼっていたり、と。

それが日本であると、これが日本であると勘違いされたくはありませんよね?

 

その為にも今回の施策はもう少し見直すべきなのではないかと思います。

 

 

※蒸発したりやる気がない人たちを除く為に、ボランティア採用前に面談というものがあるみたいです。が、応募・採用母数が多く短時間の面談程度では、そこまで判断しきれないのが現状だと思われます。

 

スポンサーリンク

 

 

さいごに

報酬を労働に見合った分きちんと支払う。

これを行う事で、仕事(オリンピック関連業務)に携わるボランティアさん達に、モチベーション向上・報酬分働くという使命感を与える事ができ、より良いオリンピックにする事ができるかもしれません。しかし、これにも問題があります。きちんとした報酬を用意することで、バイト感覚で参加するボランティアが増え自発的な意欲あるボランティアさん達ではなくなるという問題も露呈してくると思われます。

更に言えば、11万人という人員に適正な報酬を与えるとなると、莫大な額になること間違いありません。その場合、必然的にオリンピックにかかってくる費用も増え、国や東京都・スポンサー企業への負担も増えていきます。これはこれで一つの大きな問題になってきます。

 

 

予算の都合・・・

それを避けるための「無償ボランティア」でもありますから…

 

 

どこまで報酬や謝礼を払うか。難しい問題なのも確かですね。

 

 

 

スポーツ関連記事や、大会関係の情報が知りたい方は下記のサイトへGO!!!
ブログ 東京オリンピック2020|

 

ブログ村にも参加しています。良いと思ったら下のボタンをポッチと!!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
関連記事下に、Twitterもありますので奮ってどうぞ。