ゲノム編集と遺伝子組み換えって何?違いは??わかりやすく解説。

今回は、人気シリーズである遺伝子組み換えシリーズの第五弾「遺伝子組み換えとゲノム編集の違い及び知識」ということで、これを誰にでも分かり易く解説しています。

第一弾EUと日本はなぜ遺伝子組み換え作物を受け入れないのか?

第二弾遺伝子組み換え作物って危険なの?デメリットとは??

第三弾遺伝子組み換え作物って安全なの?メリットとは??

第四弾意外と知らない!遺伝子組み換えによる食品添加物生産。

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今回は、生物学や遺伝子工学系の学問を学んでいない方でも分かるような書き方(伝え方)をします。そのため、専門的な方から見ると多少のずれが生じる部分があるかもしれませんが、ご了承ください。

導入

まずはじめに、導入として「遺伝子組み換え」にも「ゲノム編集」にもかかわってくる、DNAと遺伝子とゲノムについて簡単に説明します。(今回は誰にでも分かるようにという事で、専門的な説明は省かせて頂きます)

誰にもわかるように説明すると以下になります。今回は、家電製品等の取扱説明書を例にして説明します。

DNA=取扱説明書

ゲノム=取扱説明書の中の文字情報

遺伝子=情報の中でも使う物

です。つまり、DNAは物そのもので、ゲノムは物の中身や情報で、遺伝子は中身や情報のうちの有用物という事です。

では、これを基本に以下それぞれの解説を見ていきましょう。

遺伝子組み換えとは?

前の記事で、取り上げた遺伝子組み換え作物。こちらに使われている技術が、遺伝子組み換え技術です。

遺伝子組み換え技術を簡単に言い表すと、「生物には遺伝子と言って生命を維持するために使われる情報があり、その情報を他の生物の物と入れ換えたり追加する。」という事です。

 

情報を取り換えるという文字の通りにさらに詳しく説明すると以下のようになります。

「他の生命体で見つけた遺伝子を、本来であればそのような遺伝子を持たない組み換え先の生命体のゲノムに埋め込む。」という物です。

→→分かりやすく言い換え

冷蔵庫の取扱説明書に書いてある情報をパソコンの取扱説明書の情報の中に追記する。

といった具合です。

 

実用方法としては、「ビタミンを多く含むコメの開発」「農薬に負けない作物の開発」などです。

ビタミンを多く含有する作物のビタミンにかかわる情報を、ビタミンをあまり含有しないコメの情報に組み込む。このようにする事で、ビタミンを多く含むコメが完成する。といったように使われています。

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ゲノム編集とは?

こちらは今回新たに紹介する技術です。何ですかそれ?という方も多いとは思います。それとは逆に、「中国でゲノム編集で誕生した赤ちゃんがいる」という話が有名でご存じの方も多いかと思います。

しかし、名前自体は知っていてもそのゲノム編集って何よ?ってところだと思います。何も知らない人や生物学を専門分野として学んでない人からしたら、ゲノム編集遺伝子組み換えも同じような物でしょ?と思ってしまっても無理はありません。事実、ゲノム(取扱説明書の文字情報)をいじっているのには変わりはありませんから。

それでは本題です。ゲノム編集に関して前述の遺伝子組み換えと同じように、わかりやすく解説していきます。ゲノム編集でも前と同じ言い換えで家電等の取扱説明書を例に出して使います。

ゲノム編集を簡単に言い表すと、「生物には遺伝子と言って生命を維持するために使われる情報があり、その情報をより有益な効果を持つものに生体内で書き換える。」という事です。

書き換えるという言葉の通りより詳しく説明すると以下のようになります。

「個体差や品種・種類の差で生じる遺伝子情報のうち有益な効果を持つ部分を解明し、それを持たないor発現していない遺伝子を書き換える。」という物です。

→→分かりやすく言い換え

A社のパソコンの取扱説明書の注意事項欄が分かり易かったので、B社のパソコンの取扱説明の注意事項欄も同じような書き方に変えることで分かり易くなった。

といった具合です。

 

実用例としては、「筋肉の成長を抑えて太らせた養殖魚の開発」「エイズにかからない赤ちゃんの誕生(中国の例の子です)」などです。

筋肉の成長につかさどる情報を違う物に書き換えることで魚の運動性を落とし太らせる。というように活用されています。

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二つの違いって何??

ここは更にざっくりいきます。詳しく説明すると大きな違いから細かいところまで沢山出て来るのですが・・・キリがないですし、分かりにくいので・・・

ざっくりいうと、

生命にかかわる情報を他の生物から持ってきて入れ込む。→→遺伝子組み換え

or

生命にかかわる情報を人の手で人工的に書き換える。→→ゲノム編集

の違いなのです。

さいごに

今回は誰にでも分かるように遺伝子組み換えとゲノム編集に関して解説してきました。筆者も生物学を学んだものとして少しでも皆さんに分かり易いよう努力して解説したつもりです。

これが第一歩となって、皆様が遺伝子組み換えとゲノム編集に関する問題に気を向けて頂けたらなぁ。と思います。

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